夜遅く、仕事の帰りに郊外でバスを待っていたら、なんだか黒い毛の塊が歩いてきました。犬や猫にしては脚が短すぎるし、ラクーンやオポッサムがあんなに真っ黒なはずはない…おまけに背中に白い線がある。
近くまで来ると、暗闇の中でも間違いなく
これでした。鼻をつまんで身動きせずに状況を見守りましたが、そいつは驚いた様子も見せず、だから幸い放屁もせず、無事に車道の方へ行きました。一瞬安心しかけたものの…
運悪く車が走ってきたので、黒い塊は途中で横断をやめ、また戻ってきてしまいました。また同じ所に来なくてもいいのに。再び鼻をつまんで凍りつく私。
その辺りはときどき臭いことがあります。スカンクの臭いは半径1km以上先まで届くんだそうです。でも本物はかなり臆病なので、普通は人前には出てきません。人間の足元を歩くなど、あり得ない事態です。しかし冬は半冬眠状態になるらしいので、空腹で頭が朦朧とした状態で出てきたのかもしれません。
スカンクは見た目が可愛いので、臭腺を取ってペットにしている人もいるらしいです。でも野生のスカンクに放屁された場合、皮膚に付いた臭いは専用の薬剤でも取れず、服も捨てるしかないということです。